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指導者生活半世紀 近大・中島監督は4勝目で3位浮上もボヤく、ボヤく「不完全燃焼の戦いでした」

[ 2021年11月7日 18:38 ]

関西大学ラグビーAリーグ   近大35ー17立命館大 ( 2021年11月7日    鶴見緑地 )

<近大・立命館大>後半、突進しトライを決める近大・福山(右) (撮影・後藤 正志)
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 Aリーグで台風の目となっている近大が4勝目を挙げ、3位へ浮上した。5トライを奪ったことで、4トライ以上が得られるボーナス点1も加えた“満額”勝利。にもかかわらず、中島茂総監督のぼやきは止まらなかった。

 「不完全燃焼の戦いでした。開幕から回を重ねるごとに内容が悪くなっているのは懸念しているところ。再度、ディフェンスから勝利をたぐり寄せないといけない」

 近大を率いて半世紀になる関西の名物監督が嘆くのも無理はない。前半はミスや反則の連発で、なかなかリズムに乗れず21―17と互角の戦い。ハーフタイムに修正点を確認したことで後半は14―0と一蹴したが、一歩間違えれば…の展開だった。

 万全の状態で臨んだ今季。開幕戦の天理大戦に全員が集中し挑み、圧勝した。第2戦の同大にも勝利。優勝候補を次々と倒した。ところが、第3戦の京産大に敗れてから、内容が伴わなくなったという。「気の緩みに尽きます。開幕の天理大に向けて、ベストパフォーマンスをするということでいいトレーニングができて目標をクリアして…。自信はいいけれど、自信が裏目に出ている。開幕戦と2戦目で勝って何とかなるという空気がまん延している」と中島総監督は分析する。それでも、まだ優勝のチャンスはある。「自力優勝は難しい。優勝というより、残り2試合。いや、次節に向けてベストパフォーマンスができるようにしたい」。74歳の中島総監督は孫のような選手たちに言い聞かせるよう、力強く言った。

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2021年11月7日のニュース