ラグビー関大 過去3年間Aリーグ未勝利のチームが今季2勝目 入れ替え戦で負けた摂南大にリベンジ

[ 2021年11月7日 14:11 ]

関西大学ラグビーAリーグ   関大19ー17摂南大 ( 2021年11月7日    鶴見緑地 )

<摂南大・関西大>後半、ノーサイドで喜ぶ関西大フィフティーン(撮影・後藤 正志)
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 過去3年間、Aリーグで1勝もできなかった関大が2勝目を挙げた。先制PGを許すなど前半20分までにで10点のビハインドを背負った。だが、愚直にタックルを浴びせ続け、34分にWTB沢口がトライ。38分にはラインアウトから展開してCTB藤原がトライを決め逆転した。後半は先にトライを奪い、最後はゴール前でボールを保持しながら時間を上手に使い試合終了。競り勝ち、雄たけびを上げた。

 「この1週間、凄くいい準備ができたのと、京産大(10月31日)のフィジカルの強さを体感できたのが大きかった」と、森拓郎監督は評した。実は3年前の入れ替え戦で対戦したのが摂南大だった。関大は敗れ、2部のBリーグに降格。当時、1年生だったプロップの龍田主将は「雪辱の相手で、4年生が(この一戦に)かける思いは強かった。負けられない一戦だった」と打ち明けた。見事、リベンジを果たし、残りはあと2試合。「4年間やってきたことを出せる舞台。一戦、一戦、勝ちにいきたい」。熱い思いを持つ主将をはじめ、2勝で満足するつもりはない。

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2021年11月7日のニュース