高木美 女子1000で5連覇も「不完全燃焼」、スタートミス…北京五輪へ課題

[ 2021年10月24日 05:30 ]

スピードスケート 全日本距離別選手権第2日 ( 2021年10月23日    長野エムウェーブ )

<全日本スピードスケート距離別選手権第2日>女子1000メートルで5連覇を飾った高木美(撮影・会津 智海)
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 W杯前半戦の代表選考会を兼ねて行われ、女子1000メートルは高木美帆(27=日体大職)が1分14秒60で制し、5連覇を達成した。小平奈緒(35=相沢病院)は1分15秒65秒で2位。男子1000メートルは小島良太(23=エムウェーブ)が1分9秒10で初優勝し、3連覇を狙った新浜立也(25=高崎健康福祉大職)は7位に沈んだ。

 1500メートルとともに勝負種目と位置付ける1000メートル。高木美はスタートがかみ合わず、リズムを崩して後半も本来の伸びを欠いた。1分14秒60は自身の大会記録に0秒39届かず、2月に同じリンクで記録した国内最高からは1秒39遅れ。5連覇を達成したが「スタートでミスが出てしまった。最初の数歩の問題。シーズン初めてスタートが固まっていないのもある。最低でも(1分)14秒台前半は出したかった。不完全燃焼」と首をひねった。

 前日は500メートルで同走した小平に競り負けて2位。3000メートルは2年ぶりの優勝を果たした。この日滑った1000メートルは、18年平昌五輪で銅メダルを獲得した思い入れの強い距離。平昌銀メダルの小平を抑えて頂点に立っても満足できる内容ではなかった。それでも「不安や悩みはない。五輪本番でミスが起きないように、これから積み上げたい」と課題を前向きに捉えた。大会最終日の24日には6連覇の懸かる1500メートルに出場する。

 《小島“庭”で初V》男子1000メートルは地元の声援を受けて、小島が頂点に立った。信州大を卒業し、4月から大会会場エムウェーブに所属。ヨチヨチ歩きでスケートを始めた頃から使用するリンクで結果を出し「地元開催でプレッシャーもあったが、楽しく滑れた」と笑った。一緒に練習する小平から「お手本のような滑り」と絶賛される逸材。目標の1分8秒台には届かず「これでは世界で戦えない」とレベルアップを誓った。

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