萱 あん馬で銀、無観客の五輪銅から有観客でお見事ステップアップ「僕は本物」

[ 2021年10月24日 05:30 ]

体操 世界選手権第6日 ( 2021年10月23日    福岡・北九州市立総合体育館 )

<体操・世界選手権第6日>男子あん馬決勝、演技する萱。銀メダルを獲得(撮影・小海途 良幹)
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 種目別決勝のあん馬で、東京五輪銅メダリストの萱和磨(24=セントラルスポーツ)が14・900点をマークして銀メダルを獲得した。男子床運動の南一輝(21=仙台大)は14・766点で銀メダル、萱は14・533点で6位だった。橋本大輝(20=順大)は右手首痛などを理由に、この2種目を棄権。内村航平(32=ジョイカル)は24日の鉄棒に出場する。

 スタンドから思わず漏れる歓声と、大きな拍手が萱を後押しした。「沸いてる~って思った。その感情が久々だった。凄く楽しかった」。ミスなく演技をまとめると、両手を天に突き上げた。無観客の東京五輪で銅だったメダルの色は、有観客の今大会では銀。「今回メダルを獲れば、僕は本物だと思った。今のベストは尽くした。やるべきことはやった」と胸を張った。

 右手首痛などを理由に橋本が棄権した床運動は、繰り上がりで出場。「あん馬をいい形でやるために、床をやっておくのはプラスになった」。不慣れな中国製への対応に苦労したが、今月上旬の北九州入り以降、1日も休まず調整。「今日、この日に合わせると逆算して練習して、ミスのない演技ができた」。15年大会でも銅メダルを獲得しており、次のターゲットはただ一つ。「金メダルを狙いたい」と世界の頂を見据えた。

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