検討委に透明性皆無…前日と別会場 メンバーは“目隠し”、経緯も公表せず

[ 2021年2月18日 05:30 ]

東京五輪・パラリンピック組織委新会長候補、橋本聖子五輪相に一本化

組織委員会会長を選任する仕組み
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 候補者検討委員会は第1回の前日に続き、17日も“密室”で行われた。会場となったのは前日とは別の都内ホテルで、ホテル名や開始時間はもちろん非公開。それでも報道陣が殺到すると、メンバーが帰りの車に乗る際には、関係者が目隠しをするようなシーンもあった。

 夕方には組織委が「第二回候補者検討委員会の開催について」と題したリリースを発表。「8人全員の委員が出席し(中略)具体的な候補者の検討が行われました」と事実関係を説明するのみで、審議内容についても「具体的な候補者の人選に関わるため」として、一切公表されなかった。18日には第3回の検討委員会が開催されるが、最後まで透明性とはほど遠いプロセスで新会長選任の手続きが続いた。

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