【2・18ドキュメント】混迷の中で受諾…橋本聖子新会長が誕生

[ 2021年2月18日 16:23 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会で新会長として承認され、あいさつ後に遠藤利明会長代行(左)と話をする橋本聖子氏(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、都内で理事会を開き、辞任した森喜朗前会長(83)の後任として橋本聖子氏(56)を新会長に正式決定した。

 新会長就任までの流れは以下の通り。

 ▼午前8時半 橋本氏が内閣府入り

 ▼午前11時半 第3回「候補者検討委員会」を開催。橋本氏の意向を報告。

 ▼午後0時12分 組織委が森喜朗前会長の12日辞任を公表。

 ▼午後0時35分 理事会を開催し、橋本氏を理事候補に選出。冒頭で遠藤利明副会長が「(検討委の)報告を伺いつつ、新会長選任に向けて議論させていただきたい」などとあいさつした。

 ▼午後2時 理事会に引き続き、評議員会を開催。橋本氏を理事に選任。

 ▼午後2時半すぎ 橋本氏が官邸に移動。菅義偉首相と面会。

 ▼午後2時55分 橋本氏が報道陣に対応。五輪相の辞任を表明。

 ▼午後3時55分 橋本氏が東京・晴海の大会組織委に到着。

 ▼午後4時 この日2度目の理事会を開催。互選によって橋本氏を新会長に選任した。冒頭で橋本氏は「大変大きな重責を担わせていただくことになった。身の引き締まる思い」などとあいさつした。

 ▼午後6時すぎ 新会長に就任した橋本氏が記者会見に臨み「オールジャパン、ワンチームで大会開催に尽力しないといけない」と意気込みを語った。

 ▼午後6時50分 候補者検討委員会の御手洗冨士夫座長が記者会見し、検討経緯を説明。

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