橋本聖子新会長のキス騒動、候補者検討委員会では議論せず

[ 2021年2月18日 19:17 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の新会長に就任し、記者会見する橋本聖子氏(中央)。右は武藤敏郎事務総長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日午後4時から理事会を開き、女性を巡る発言の責任を取って会長を辞任した森喜朗氏の後任として、橋本聖子氏を新会長に選出。後任を選ぶ「候補者検討委員会」の委員長を務めた御手洗冨士夫名誉会長が、会見を行った。

 検討委は御手洗名誉会長の他、室伏広治スポーツ長官や荒木田裕子氏ら男女4人ずつの計8人で構成。16日の第1回会合で国際的知名度や組織運営能力など5項目の基準を設定し、17日の第2回会合で橋本氏に一本化、この日の第3回会合で橋本氏が受諾することが報告された。

 橋本氏は日本スケート連盟会長(当時)で選手団団長を務めた14年ソチ五輪閉会式後に選手村で開かれた打ち上げパーティーで酒に酔い、フィギュア男子代表の高橋大輔に抱きつき、キスをする写真が週刊誌で報じられた。当時、橋本氏は「キス強要の事実はない」、高橋は「パワハラやセクハラを受けた認識はない」とコメントしていた。

 検討委でこの件について議論したかと問われると、御手洗名誉会長は「結論を言うと議論はなかった。(橋本氏は)国務大臣をやってるわけであります。従いまして、社会的にも政府の中でも橋本さんの謝罪を受け入れて問題にしなかったと解釈している。質問も出ませんでした」と説明した。

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2021年2月18日のニュース