朝乃山、春場所で大関獲り 2場所で21勝 12勝以上が昇格ライン

[ 2020年1月27日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2020年1月26日    両国国技館 )

竜電(下)を浴びせ倒しで破る朝乃山(撮影・西海健太郎)
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 新関脇の朝乃山が春場所で大関獲りに挑む。11日目に5敗目を喫しながら、崖っ縁から4連勝。小結で11勝した昨年九州場所に続き、大関獲りの足固めとなる2桁勝利を挙げた。

 自身初の「これより三役」。竜電に突っかけられても心は乱れなかった。「しっかり集中して思い切り行こうと思った。勝っても負けても構わず前に出ようと思った」。右かち上げから右を差し、左からおっつけて一気に前進。土俵際で踏ん張る竜電を浴びせ倒しで仕留めた。非の打ちどころのない内容で10勝目を挙げ「目標としていることができて良かった」と納得した。

 14日目に優勝を争う貴景勝を破った一番は、近大の先輩である徳勝龍の優勝を後押しする相撲だった。「18日に(伊東)監督が亡くなった。大関と闘った時、しっかり援護しようと思った」。この日は徳勝龍が大関撃破で続き「監督にいい報告ができたんじゃないですか。良かった」と先輩の初優勝を喜んだ。自身も2桁勝利を挙げ「恩返しできたので良かった」と亡き恩師を思い起こした。

 右四つに組み止めたときの強さは誰もが認めるところ。境川審判部長代理(元小結・両国)は大関昇進の目安について「やっぱり33、34番じゃないですか」と私見を述べた。朝乃山は2場所で21勝を挙げており、春場所は12勝以上が昇進ラインとなる。

 場所が終わったばかりとあって、大関獲りについては「知らない」と多くを語らなかった。だが1場所ごとに視界は開けてきている。来場所は貴景勝の1大関。朝乃山には空いている番付を埋めるだけの力が備わってきた。

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