【玉ノ井親方 視点】十分上を狙える徳勝龍 自分の形 左四つに組んだところで勝負あり

[ 2020年1月27日 06:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2020年1月26日    両国国技館 )

八角理事長(右)から賜杯を受け取る徳勝龍
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 徳勝龍は大関を破っての優勝。今場所の成績は立派だった。千秋楽の一番は仕切りの時から落ち着いて見えた。おどおどした様子が全くなく、自分の相撲を相手にぶつけようという気迫が感じられた。やはり左四つの自分の形を持っているのは大きい。180キロを超える体重があって簡単に押されない上に組んでも取れる。突き押し相撲の力士からすると、こういうタイプは押し込んでも土俵際で左を差された瞬間、体が浮き上がる。貴景勝は組まれると振るしかない。徳勝龍が左四つに組んだところが勝負の分かれ目だった。本人はもう33歳ではなくまだ33歳と言っている。そういう気持ちがあれば十分上を狙える。

 徳勝龍とともに優勝争いを盛り上げた正代は、御嶽海戦も一気に前に出て、一瞬突き落としを食らいそうになったが、そのまま押し切った。今場所は本人も自信になりますと言っていたように、一皮むけたのは間違いない。年齢も28歳と充実してくる時期。次の大阪も楽しみだ。 (元大関・栃東)

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