「正代!」コールに父笑顔「自分の息子じゃないみたい」

[ 2020年1月27日 05:30 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2020年1月26日    両国国技館 )

御嶽海に勝利し喜ぶ、正代の父・巌さん(中央)
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 熊本出身力士初の優勝は惜しくも来場所以降にお預けとなったが、正代の地元・熊本は千秋楽まで盛り上がった。正代の父・巖さんは26日、熊本県宇土市の市民体育館で行われたパブリックビューイングに駆け付けた。

 巖さんによると、正代が相撲を始めたのは宇土市に引っ越してきた小1の時。「大きい子がいる」と宇土少年相撲クラブにスカウトされた。ただ「とにかく優しい」という性格もあり、強い相手との対戦前には「負けてもいい?」と聞いてきたという。父も「いいよ」と答えていた。

 大相撲で優勝を争う力士に成長した正代に「自分の息子じゃないみたい」と勇姿に目を細めた。場所中は「連絡して負けたら嫌だから」と験担ぎし、一切連絡は取っていない。

 正代の後援会の法被は母・理恵さんの実家がメロン栽培も営む農家という縁から、黄緑を基調にした「メロン柄」。正代も小さいころからメロンはたくさん食べて育ったという。

 正代の取組が近づくと、会場は「正代!」コール。御嶽海に快勝し優勝決定戦へ望みをつなぐと大歓声が起こった。仕切りを、緊張の面持ちで見ていた巖さん。正代の勝ち名乗りを見届けると「うれしいの一言。緊張しました。ドキドキして体に良くないですね」と笑顔を見せた。

 徳勝龍―貴景勝の結びでは、会場内から「貴景勝!」コールが起こった。しかし、徳勝龍が勝って優勝を決め、で夢はかなわず。しばしの落胆はあったが、会場は大きな拍手に包まれた。
 初賜杯には届かなかったが、13勝2敗の好成績。巖さんは「本当に良く頑張った。いい相撲が取れたと思う。来場所に向けてまた、一から稽古を頑張ってほしい」とねぎらった。

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