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当日は水温低めも…3キロのマダイ 目下、乗っ込み中 数・型ともに上向き 直江津・えびすや

[ 2025年5月17日 04:30 ]

父親仕込みの技で3キロサイズを上げた甲田拓也さん
Photo By スポニチ

 【菅野順也の釣り巡礼】新潟各地でマダイが乗っ込みに入っている。数・型ともに好釣果の報が。初期は警戒心が強く、食いのスイッチが入らない時は、粘りで勝負だ。直江津・えびすや釣具店の謙信丸に乗り込んだ。(スポニチAPC・菅野 順也)

 取材したのはゴールデンウイーク最終日の6日。マダイ釣りファンで満席となった謙信丸は、午前5時半に水深60メートルのポイントに到着した。乗っ込み期にしては深い水深。そしてかじを握る兼玉武雄船長の表情はいまひとつさえない。

 「今年は水温の上昇が遅れていて、まだ浅場へ群れが入っていません。魚探にはマダイの反応が映るのですが、警戒心が強いようでなかなか口を使いません。現在の水温は13度。あと2度上がればスイッチが入ると思うのですが…」と近況を語る。指示ダナ15メートルから釣りを開始。本来の乗っ込み期は海面から5メートルが基本なので、やはり我慢の釣りとなりそうな気配だ。

 1時間ほど経過して、1本の竿が満月のように曲がった。親子で竿を並べていた長野県上田市・甲田拓也さん(34=建築業)は「仕事も釣りも父に習いました。待っていて、いきなり来るのが最高です。マダイは引きの強さが魅力ですね」と船中一番乗りの3キロをキャッチ。さらに30分後には隣席の父・徳人さん(60=建築業)も当たりを捉えた。「船釣り歴は30年ほどになります。いろいろな魚を狙いますが、マダイはその日のパターンを探るのが面白いですね」とこれまた良型を浮上させ、甲田さん親子に船上の視線は集中。

 「コマセカゴは指示ダナより絶対に下げないでください。マダイが浮いてこなくなって船全体が釣れなくなります。また竿を振ってコマセをまくのもダメです。少しずつ自然にカゴから出るようにしてください」と兼玉船長が注意点を話す。

 10時を過ぎたあたりからマダイの活性が上がり始めた。長野県松本市・村瀬隆士さん(52=会社員)は「マダイとヒラメが釣れるこの季節を待っていました。釣れない時でも迷走しないように仕掛けはイジりません。いつも基本の釣り方で、じっくり待つようにしています」と粘り勝ちで3キロサイズをヒット。

 絶好の食いとはならず船中0~3匹の釣果で残り15分となり、筆者もオデコ組を覚悟した。その直後に竿が水面に引き込まれ、2・5キロをキャッチできた。

 ゴールデンウイーク明けには釣果も上向き、6キロの大物も。数では18匹釣る人もいて、乗っ込み本番といったところだ。(がまかつフィールドテスター、ヤマトヨテグスフィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ)

 ◇当日のタックル 竿=がまかつ「がま船シーファング マダイ」30―270、ハリ=同「G―HARD V2真鯛」12号、ハリス=ヤマトヨテグス「フロロハリス」8号6メートル+同5号6メートル二段式、付け餌=マルキユー「くわせ丸えび」各色。

 ≪甲府から釣行 5時間かけても顔見たい≫山田重政さん(80)は山梨県甲府市からの釣行。「ここまで5時間かかりますが、マダイの顔が見たくて通っています。仕掛けには目立つようにビーズを付けるなど、工夫をして食わせています」と話す。この日もマダイとの対面を果たした。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、直江津・えびすや釣具店=(電)025(543)8316。謙信丸の出船時間は要確認。乗合料金は1万2000円(8時間便)。

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