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ザック監督が退任表明「この代表を離れなければいけない」

[ 2014年6月26日 03:34 ]

会見で退任を表明する、サッカー日本代表のザッケローニ監督

 ザッケローニ日本代表監督の話 このメンバー、スタッフで監督をやれてうれしかったし、誇りを持っている。4年間、素晴らしい時間をありがとうと伝えたい。何不自由なく仕事に専念でき、濃密な時間を過ごせた。

 ブラジルW杯で1次リーグ敗退となった日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)は25日、ベースキャンプ地のブラジル・イトゥで記者会見し「私はこの代表を離れなければいけない」と退任することを表明した。

 「責任は全て私にある」「何かがこのチームに足りないのだろう。足りないものを新しい監督が、新しい文化を持ってきて埋める。そういう時期が来た」とコメント。また「このメンバー、スタッフで監督をやれてうれしかったし、誇りを持っている。、素晴らしい時間をありがとうと伝えたい。何不自由なく仕事に専念でき、濃密な時間を過ごせた」と4年間を振り返った。

 監督は10年に就任。攻撃的なサッカーを掲げて11年のアジア杯で優勝したが、W杯では1分け2敗のC組最下位に終わった。

 後任候補として、日本サッカー協会が前エスパニョール監督のハビエル・アギーレ氏(55)と交渉を進めていることが分かっている。コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督(64)ら複数の指揮官をリストアップする中、欧州、メキシコ代表などの監督を歴任し、攻撃的なスタイルを継続させることが可能としてアギーレ氏に白羽の矢を立てた。

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