「私の責任」ザック監督 退任へ…最後に「ありがとう」

[ 2014年6月26日 05:30 ]

<日本・コロンビア>感極まった表情のザッケローニ監督

W杯ブラジル大会1次リーグC組 日本1―4コロンビア

(6月24日 クイアバ)
 試合後のロッカールーム。ザッケローニ監督は選手、スタッフを前に「ありがとう」と日本語で話した。集大成と位置付けた4年間の戦いは1次リーグで終了。早すぎる別れのあいさつだった。

 指揮官は会見で「もっともっとできたのは私も選手もよく分かっている。責任は監督である私にある」と話した。就任から11年アジア杯を制するなどチームを確実にレベルアップさせた。だが、W杯では自身が否定してきたパワープレーを敢行するなど迷走。通算55試合で喫した13敗のうち、中立地も含めた国外で10敗と内弁慶も解消できなかった。

 コロンビア戦はメンバー8人を入れ替えられ、終盤に出場した相手GKモンドラゴンのW杯最年長出場を祝われる屈辱。「前半は質の高い日本サッカーも出せた。でも、最初の2試合はそれができずに驚いている。その理由は分からない」と振り返った。

 それでも後悔はない。「過去に戻れたとしても同じ選択をするだろう。W杯に向けた調整も問題なかった。もし調整不足なら3戦目も戦えなかったはず」。4年間、本田にこだわり続けた理由を問われると「ボールキープが最もうまい選手で本田はそれをやった」と話した。大会後の退任を決めており「日本での経験は言葉にできないものだった。日本は多くのものを私にもたらしてくれた。それを返せなかったのが残念」と寂しい結末に悔しさを隠せなかった。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「マラドーナ」特集記事

2014年6月26日のニュース