菊水丸店主 珍宝堂

同い年の戸田学さんに聞いた貴重な楽屋話

[ 2023年11月1日 11:00 ]

戸田学さん(左)と河内家菊水丸
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 【河内家菊水丸 珍宝堂】コロナウイルス感染拡大によりステイホームが続いていましたが、ようやく昨年から河内音頭取りとしての活動も少しずつ再開。今夏は本格的な盆踊りツアーで、各地各所を回らせていただいた次第です。

 秋も深まり、これからは他の芸能に触れて、来シーズンを待つ冬眠期。久しぶりやなあ…夏働いて冬休むという生活スタイル。「上方落語の戦後史」「上方漫才黄金時代」「凡児無法録―『こんな話がおまんねや』漫談家・西條凡児とその時代」「上岡龍太郎 話芸一代」を再読します。

 先日、これらの作品を執筆された戸田学さんに初めてお目にかかりました。私より年上の人だと思っていたのですが、同い年の還暦。西條凡児師匠の評伝は20年以上も前に読んでいるので、若くして老成された人。

 喜味こいし師匠との共著「いとしこいし 漫才の世界」は、生前のこいし師にサインを頂いていたのですが、ようやく戸田さんに書いてもらうことがかないました。そして、ここには書けない数々の楽屋話も拝聴。その内容こそが珍宝でありましょう。

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