ローオンレコードの衝撃ジャケットは、まさしく珍宝級！

ローオンレコードのジャケットはまさしく上質のアートです！
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　うどん店「つるとんたん」、高級旅館「ふふ」など、国内外に４０カ所の飲食とレジャー施設を展開して、売上高は２８０億円を誇るカトープレジャーグループの加藤友康社長。ご尊父は、ニッポン慰老児援会の会長を務められ、社会貢献に人生をささげられた故加藤精一さんです。

　１９７０年代には、浪曲と河内音頭を中心としたローオンレコードを創設。天王寺の自宅にスタジオを完備され、河内音頭の節と外題の源流である浪曲のレコードを数多く発売。そのおかげで、われわれ演者は貴重な研究資料の恩恵に授かっている次第です。

　先日、友康社長がローオンレコードの貴重盤を送ってくださいました。内容もさることながらジャケットが凄い。

　映画が斜陽となった時代だったので、精一さんが仕事を失った映画館の絵看板師に声をかけて演題のイメージの絵を発注したそうです。昭和レトロブームの昨今、ローオンレコードのジャケットこそ珍宝なるアートでありましょう。（河内家菊水丸）