思い出す…幻の「08年大阪五輪ロゴ」

桜をモチーフとした聖火リレーのトーチ
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　東京五輪・パラリンピックが約１年間の延期となりました。振り返れば、昨年末からニュースで新型肺炎が中国で流行していると報じていたように記憶します。年が明けて、新型コロナウイルスと改称され、春節の頃にはインフルエンザと同様に広まるのではないかとのことでしたが、武漢の封鎖と共に感染が日毎夜毎に拡大。オリパラ延期は仕方のないところでしょう。

　私は全国を巡る聖火リレーを楽しみにしていました。と言うのも、トーチの桜の花のデザインを見ていると、招致に失敗した２００８年の大阪五輪のロゴを思い出すのです。

　ほら「２００８年オリンピックを大阪に！」のマークと似てまっしゃろ。聖火が大阪ヘ来たら、私は珍宝であろう２０２０トーチに良く似たロゴマークが染め抜かれた法被を着て「大阪五輪、ばんざーい！今は亡き磯村市長、やりましたでぇ！！」と沿道で叫ぶつもりでした。ホンマかいな？

　改めて、幻の大阪五輪開催概要を読んでみますと、陸海２ルートのシルクロードを運ばれてきた聖火が海上から登場とあります。会場は、舞洲が会場で夢洲が選手村だったのですね。この辺りは、25年の万博の開催地としてようやく脚光を浴びます。その前に、新型コロナが終息して、無事に東京五輪・パラリンピックが行われることを切に願います。（河内家菊水丸）