菊水丸店主 珍宝堂

大ちゃんも65歳…高砂親方お疲れさまでした

[ 2020年11月18日 05:30 ]

お昼寝を終えて派手なパジャマで掃除をしていた長岡さんをパシャリ
Photo By 提供写真

 近大で学生横綱、アマ横綱に輝き、1978年(昭53)春場所、鳴り物入りで角界の門を叩いた長岡末広さん。後に「大ちゃん」のニックネームで親しまれた大関・朝潮関。その高砂親方が今場所後に定年退職されると大相撲中継で知りました。

 相撲少年だった私は、学校の帰りに谷町9丁目に程近い久成寺をよくのぞきに通いました。すると、夕方4時頃に長岡さんがお昼寝を終えて派手なパジャマで掃除をしていたのでカメラを向けると「兄弟子に見つからんうちに…すまんな」と周囲を気にしていたのが印象的でした。ジャージーの日もありましたなぁ~。

 そして、大阪府立体育会館での初土俵。たまり席へ潜り込んで、歴史的な初勝利を撮影。取組後、支度部屋入口で知人と談笑する姿もパチリ。

 あれから42年。15歳だった私が57歳ですからね…。高砂親方の定年に時の流れを感じます。(河内家菊水丸)

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