菊水丸店主 珍宝堂

猪木との世紀の一戦から19年後の幸運 北朝鮮でもらったモハメド・アリさんのサイン

[ 2021年6月2日 05:30 ]

写真①
Photo By 提供写真

 今年は21世紀のスーパーファイトとうたわれた、ボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリVS新日本プロレスの旗手アントニオ猪木の「異種格闘技世界一決定戦」から45周年です。

 1976年(昭51)6月26日、土曜日。場所が日本武道館。私は中学2年生でした。全米ネットワークのテレビのゴールデンタイムに合わせているので、試合開始が午前11時30分。日本では午後からの録画放送。土曜日でしたから、学校の授業が終わって急いで帰宅したことを覚えています。現在ならばネットで試合結果が瞬時に分かりますが、当時は会場にいた人しか結果を知らず、生中継のごとく、テレビにかじりついていたものです。結果は、15ラウンド引き分け。

 19年後の95年(平7)4月26日~5月1日、猪木さんが提唱の北朝鮮での「平和のための平壌国際体育・文化祝典」に河内家菊水丸一座も出演。ゲストでアリさんもお越しになり、スーパーファイトのお二人と行動を共にする幸運に恵まれたのです=写真左=。

 北朝鮮に滞在中には、アリさんの著書の日本版にサインを頂きました=写真下=。くしくもあす3日はアリさんが亡くなって丸5年。アリVVS猪木の珍宝は次回もご披露いたします。(河内家菊水丸)

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