１９８６年春場所…大阪府立体育館ではなく、大阪市中央体育館開催の御免札！

わが家にある珍宝、大阪市中央体育館で行われた春場所の御免札です
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　浪花の春は相撲から…と申しますが、今年の大相撲３月場所は、新型コロナウイルス感染拡大により、大阪府立体育会館ではなく東京の両国国技館での開催となりました。この寂しさは、２０１１年（平２３）年に八百長問題が発覚して春場所が中止になったとき以来、２度目です。

　同会館の正面玄関に相撲茶屋が居並び、大勢のファンをかき分けるようにして花形力士がびん付け油の香りを漂わせて場所入りする光景は、年に１度の風物詩でしたが、去年は無観客。早くワクチンが行き渡って平和な日常が戻って来ることを願う次第です。

　ちなみに、春場所が同会館で開催されないのは今回で３度目。八百長問題の前に、１９８６年（昭６１）に建て替え工事で１度だけ大阪市東区（現・中央区）法円坂町に存在した旧大阪市中央体育館で行われたのです。

　その御免札がわが家にございます。御免札とは、開催日を告げるために会場の入り口に立てられる木札です。コレまさに珍宝なり。（河内家菊水丸）