菊水丸店主 珍宝堂

“宝物”を身に纏い四天王寺大盆踊り大会に 演目は「聖徳太子一代記〜三宝興隆宣言編」

[ 2018年8月15日 12:27 ]

贈呈された衣裳には江戸時代の四天王寺が。まさに宝物
Photo By 提供写真

 今年も8月11日と12日の両日、四天王寺の大盆踊り大会に出演しました。この催しは、2022年の聖徳太子千四百年御聖忌の記念事業として企画され、今年で5年目となります。昨夏は「聖徳太子千四百年御聖忌 広報大使」へと拝命を頂き、本年は四天王寺の森田俊朗管長猊下より、特別仕立ての御衣裳を贈呈していただきました。

 私の絵図は、江戸初期から中期にかけての四天王寺の風景画。ギタリスト石田雄一さんと和太鼓・三条史郎さんは、仁王門のあとうんの柄です。まさに宝物。

 六時堂前の重要文化財、石舞台に上がっての河内音頭の演目は「聖徳太子一代記〜三宝興隆宣言編」。左右対称の亀の池にギター櫓と太鼓櫓が組まれて、その上でお2人が伴奏。脇には、かがり火がともり、誠に幻想的な2夜でごさいました。

 心配だったのは、亀の池に潜んでいると聞く外来種のカミツキガメの存在。120分間の長講ですから、クライマックスに近づくと私のボルテージは上昇。それにつられて踊り手の皆さんもノリノリ。特にギターの石田さんと和太鼓の三条さんは弾きっぱなしと叩きっぱなしのトランス状態。身体を揺らしながらのお2人が、誤って池に落ちないかとドキドキしておりました。

 まぁ、後学のためにカミツキガメがどれくらいどう猛な生き物かを見てみたいような気もしたのですが…それは来年のお楽しみ(笑)。(河内家菊水丸)

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