在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

テレビ大阪・加守哲朗アナ 野球中継と育児の“二刀流”で奮闘 いつかは「一緒にテレビに」の夢も

[ 2026年1月21日 11:00 ]

 目下、子育てに奮闘中。4月でテレビ大阪へ移籍して丸3年を迎える加守哲朗アナウンサー(28)だ。昨年、第1子(女児)を授かり、「日々成長する姿を見ることができて楽しい」と目を細めるばかりだ。

 関大から20年に鹿児島放送へ入社。23年4月に地元・関西へ戻り、テレビ大阪へ移籍した。同12月に学生時代から付き合っていた一般女性と結婚。昨年8月下旬に第1子(女児)が誕生した。スポーツアナとして頑張る加守アナ。ちょうど、プロ野球・阪神が史上最速のリーグ優勝目前。それでも出産には立ち会うことができた。

 男性の育休制度は2つある。「出生時育児休業(産後パパ育休)」が22年10月に新設された。育児休業(育休)についても昨年4月、10月に2段階で法改正された。世の中の風潮も育休が当たり前になりつつある。加守アナも「育休を取る」ことは、子どもを授かる前から夫婦で「当たり前の制度」と考えていた。「育児に関して、妻に遅れを取りたくなかった」という。

 昨年9月6日に阪神が優勝。関連番組などに対応しながらも、必要に応じて有給休暇を取り、実際に育休をとったのは10月1日から11月末までの2カ月間。「妻からは感謝されました」。

 1日中付きっきりの日も。ミルクを作り、オムツを替え、お風呂に入れて、寝かしつけて。「散歩にも連れて行くし、定期健診にも連れて行きました」。料理や洗濯、掃除など他の家事ももちろんこなす。出版社に勤める妻は今も産休中だが、帰宅後に積極的に家事を手伝い、子育てにも可能な限り時間を割いている。

 テレビ大阪の規則では、男女問わず産後1年2カ月までに計1年を限度として育休を取ることが認められている。状況によっては延長も可能だそうだが「2カ月間は短いかなとも思いましたが、給与面なども考慮して。でも、取ってよかったです」と2カ月で職場復帰した。

 同局でも30代を中心に育休を取る社員が増加中。同局アナウンサーとしては初めての育休取得だが、関西の他局ではMBS・西靖アナウンサーが21年に4カ月間の育休を取り話題となった。加守アナも「復帰してから仕事に支障はありません」と育休を勧めている。

 仕事面でも同局スポーツアナとして中心的存在になりつつある。同局でのプロ野球中継「ナマ虎スタジアム」はこの2年間6試合ずつだが、加守アナは24年に広島戦、横浜戦の2試合、25年もロッテ戦、横浜戦で実況を担当した。甲子園で実況する夢もかなった。

 同僚の前田拓哉アナがスポーツ担当から同局夕方の「やさしいニュース」(月~金曜後4・59)でMCに就任。今年も阪神戦6、7試合の中継を予定している同局だが、その4、5試合を加守アナがしゃべることになりそうだ。

 プロ野球の春季キャンプも楽しみにしているが「1週間、離れることになるんで…。本音では?言えません」と子育てからの長期離脱を苦笑いする。娘は4カ月を過ぎて「最近、首がすわりました。今は寝返りに挑戦中です」。さらに「初めて寝返りする瞬間、ハイハイする瞬間に立ち会いたい。人に優しくできる子に育ってほしい」と舌先も滑らかだ。

 親子で叶えたい夢は「一緒にテレビ画面に出ること」と掲げる。「プロのスポーツ選手や芸能人になって。女子プロゴルファーなんてのもいいですね」。“親バカ”ぶりは早くも始まっている。(古野 公喜)

 ◇加守 哲朗(かもり・てつろう)1997年(平9)9月1日、兵庫県三田市出身の28歳。20年4月に関大から鹿児島放送へ。23年4月にテレビ大阪へ移籍。趣味は旅行、ディズニー、ゴルフ。

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