在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

MBS・上田悦子アナ ハマるジャズピアノ 失敗して悔し泣き…さらに練習に熱が入るように

[ 2023年6月14日 11:00 ]

ジャズピアノを楽しむMBS・上田悦子アナウンサー
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 【民放リレーコラム・アナランド】楽譜通りに一音一音正確に音を刻むのがクラシックピアノ。原曲の形を残しながら自由にアレンジして奏でるのがジャズピアノ。MBS・上田悦子アナウンサー(45)は今、ジャズピアノにどっぷりはまっている。

 6歳からクラシックピアノを習い始めたが、大学受験のためにレッスンをやめた。就職後、報道、情報番組で活躍し、さらに2人の子育てと多忙を極める中、「YouTube」で見た元プロバンドのジャズピアニストの姿に癒やされ、レッスンに通い始めた。

 「楽譜は読めるけど、アレンジにはコードが必要。最初は戸惑いました」と上田アナ。指は動くが、ジャズピアノ特有の不協和音がなかなか出せない。「ドミソがドミシになったりするのが特徴。割り切れない、大人の音色にはまりました」

 自身がアシスタントを務めるMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」(月~金曜正午)で腕前を披露する機会があったが、「普通の曲じゃおもろない」とパーソナリティーの近藤光史(75)から童謡「りんごのひとりごと」のお題を与えられた。

 その後も「“Happy birthday to you”を七夕風に」「“もみじ”を“上を向いて歩こう”のように」と無理難題だらけ。「1カ所失敗して頭が真っ白になり、悔しくて泣いた」と元来の負けず嫌いの性格が出てしまい、さらに練習に熱が入るようになったそうだ。

 4月からMBSテレビの長寿番組「皇室アルバム」(日曜前6・30)の第6代ナレーターに就任。「今は皇室の基礎を固めています。勉強することは多いですね」。奮闘中だ。(古野 公喜)

 ◇上田 悦子(うえだ・えつこ)1978年(昭53)2月16日生まれ、東大阪市出身の45歳。大阪大人間科学部から2000年にMBSへ入社。報道、情報、バラエティーなど多方面で活躍。

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