在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

ABC・福井治人アナ ソロキャンプ歴7年「たき火をじっと見ていると疲れも吹っ飛び癒やされます」

[ 2021年12月8日 05:30 ]

ソロキャンプを楽しむABC・福井治人アナウンサー
Photo By 提供写真

 パチパチと弾け、柔らかなオレンジ色の光を放つたき火。「じっと見ていると、自然の中で疲れも吹っ飛んで、癒やされます」と至福の時間を過ごすのがABCお笑いグランプリ・福井治人アナウンサー(30)だ。ソロキャンプにはまって間もなく7年になる。

 小学3年の頃、「芸人になってテレビに出たい」と思いを母親に打ち明けると「あなたは面白くないからアナウンサーになれば」と勧められ、早くから志した。小学校の卒業文集にも「将来はアナウンサーになる」と書いた。関大では放送研究会に入る傍ら、大学3年から元カンテレ、フリーの梅田淳アナウンサー(60)主宰のスクールに通い、スポーツ、特に高校野球実況を目指し、朝日放送への入社の夢を叶えた。

 元々、都会や人混みは好まず、静かな自然を愛する性格。平日休みが多く、思い立ったら1人で購入したばかりのJeepに乗ってキャンプ地へ出かける。「紀伊半島はいいですね。太平洋側で鯨も見ました」。現在は無料キャンプ地に足しげく通い、たき火を見つめ、癒やされる。「兵庫県の赤穂市に市営のいいところがあります」とお勧め場所を明かした。

 10月からABCラジオで12年ぶりに復活した音楽番組「ミュージックパラダイス」(月~金曜後10・00)の月曜パーソナリティを担当。「音楽は得意ジャンルではないけど毎日楽しいです」と新境地を開いた。もちろん、疲れは「ソロキャンプで吹っ飛ばします」と目を細めた。(古野 公喜)

 ◇福井 治人(ふくい・なおと)1991年(平3)5月30日、神戸市出身の30歳。関大から2015年、朝日放送に入社。スポーツアナとして活躍中。趣味は独り旅。

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