在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

星空を眺めて気持ちをリフレッシュ

[ 2019年11月24日 05:30 ]

星空観察にはまっているABC・斎藤真美アナ。西はりま天文台の天体望遠鏡「なゆた」の前で笑顔
Photo By 提供写真

  天空に輝く星に心が洗われる気持ちがする。「スッキリした」とつぶやきながら、大阪市立科学館(大阪市北区)のプラネタリウムを後にするのがABC・斎藤真美アナウンサー(31)だ。「星空を眺めること」にハマり、星空のきれいな所やプラネタリウムに出かける。不規則で激務のアナウンサー。「悩み事があると星空に癒やされ、おおらかな気持ちになります」。

 星空に心を奪われたのは高校1年の時。大阪の名門・北野高の課外研修で兵庫・佐用町の「西はりま天文台」へ。同天文台には宿泊施設があり、深夜の天体観望会が開催される。一般公開される望遠鏡では世界最大を誇る口径2㍍の大型反射式天体望遠鏡「なゆた」で有名。約100億光年先まで観測可能だ。

 元MBSアナだった姉と同じく、神戸大海事科学部へ進んだリケジョ(理系女子)。「工学を浅く広く勉強したかった」。天文学とは縁がなかったが、最近は星空を扱う雑誌を購入したり、プラネタリウムのスタッフの解説に聞き入ったりと興味は深まるばかりだ。

 学生時代の仲間を巻き込み?西はりま天文台のグループ宿泊施設で同窓会を開いたことも。ハワイ旅行も、オアフ島観光には目もくれず、世界有数の天体観測地として有名なマウナケア山で星空を眺めた。夢は「世界遺産」登録を目指すニュージーランド南島のテカポ湖での天体観測だ。

 悩ましいのは、「毎日午前2時に起きて出勤すること」。ABCテレビ「おはようコール」(月~金曜前5・00)のMCを務める間は、夜空をゆっくり眺める時間はなさそうだ。(古野 公喜)

 ◇斎藤 真美(さいとう・まみ)1988年(昭63)10月7日、大阪市生まれ。神戸大卒。2012年にABC入社。11年今宮戎福娘。「たけしの家庭の医学」で2年8カ月アシスタントを務め、現在は「おはようコールABC」のMC、「なるみ・岡村の過ぎるTV」に出演中。趣味はゲーム、食べ歩き、旅行。

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