在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

朝日放送・鷲尾千尋アナ バイト代つぎ込み劇場通ったお笑いフリーク!!夢は「M-1」アシスタント

[ 2021年7月14日 05:30 ]

学生時代にラニーノーズ・洲崎貴郁(右)と写真撮影したことのあるABC・鷲尾千尋アナウンサー
Photo By 提供写真

 大好きな「お笑い」について語る時、目の輝きはバリバリの関西人になる。今春、朝日放送に入社した鷲尾千尋アナウンサー(22)。入社5日目の4月5日から、朝の人気情報番組「おはよう朝日です」(月~金曜前5・00)の第1部アシスタントに就任。第2部でも天気予報を担当するなど同局史上初めて、新人アナが入社直後からレギュラーに大抜てきされた。

 大学1年の頃、「お笑い」にはまった。「M―1グランプリ」で観た「さや香」の漫才に感動したのがキッカケだった。さらに、大阪国際空港の「よしもとエンタメショップ」で開催されたイベントでたまたま「さや香」「ネイビーズアフロ」の漫才を観戦。「ラニーノーズ」と合わせて3組6人のファンになった。

 「アルバイトで稼いだお金は全部、お笑いにつぎ込みました」と舌を出した鷲尾アナ。大阪ミナミの「よしもと漫才劇場」や「なんばグランド花月」などお笑いの劇場に週2、3回は通った。20歳の誕生日も「道頓堀ZAZA」で友達と迎えたほどだ。

 「おは朝」のアシスタントに抜てきされ「ラニーノーズ」洲崎貴郁(33)と共演し始めた。「番組で会った時、洲崎さんから『お久しぶりです』と言われ、メチャ嬉しかった」との笑えるエピソードも。

 「漫才の方々は、賞レースに命を懸けてます。人生変わりますから。そんな番組に携わりたいですね」。お笑い好きアナの夢はもちろん、「M―1グランプリ」のアシスタントだ。(古野 公喜)

 ◇鷲尾 千尋(わしお・ちひろ)1998年(平10)10月22日、奈良県出身の22歳。関西外大から2021年4月、朝日放送に入社。入社5日目に「おはよう朝日です」のアシスタントに抜擢。18年の今宮戎福娘。特技は水泳とモノマネ。

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