在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

カンテレ・豊田康雄アナ LP盤レコード“ジャケ買い” 眺めて聴いて「一人の時間をゆっくり」

[ 2022年12月14日 11:00 ]

LPレコード盤のジャケットを額に入れ、飾って楽しむカンテレ・豊田康雄アナ(提供写真)
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 【民放リレーコラム アナランド】ニュースを読み、番組のナレーションをこなし、神経が張り詰める仕事を終えたカンテレの豊田康雄アナウンサー(53)が、自宅までの帰路に立ち寄るのが「中古レコード店」だ。最近ハマっているのはレコード盤の“ジャケ買い”。気に入ったLP盤を手に入れ、ジャケットを額に入れて、インテリアとして部屋に飾る。それを眺めながら、新たに購入したオーディオで音源を楽しむのが日課だ。

 「風景画が中心。ノンビリとお酒やコーヒーを飲みながら。一人の時間をゆっくり過ごしています」

 中央競馬の実況で知られた先輩アナの杉本清氏(85)が退社した際、ロッカー整理中に出てきた古いLP盤を譲り受けたことがキッカケ。約30センチ四方のレコードを覆うジャケットに魅せられた。

 音のデジタル化とともにCD、DVDが登場する以前は、誰もがレコードで音楽を楽しんでいた。数十万枚、100万枚と売れる歌手のアルバムが多く存在。それが手軽に手に入れられる。「たくさんリリースされているので意外に値段は安め。100円からあります。高くても1500円ほど」。ワンコインで美しいジャケットのものを5枚購入することも。中高生時代には1枚3000円もするLP盤に手が出ず、レンタル店で借りて聴いていた佐野元春やビリー・ジョエル、デュランデュランまで…。「場所は取るけれど、高価ではないので文句は言われません」と家族も協力的だそうだ。

 「まだ手をつけてないものもある。いいオーディオを買って、もっといい音で聴きたいですね。若い頃を思い出しながら」。新しい趣味は長く続けられそうだ。(古野 公喜)

 ◇豊田 康雄(とよた・やすお)1969年(昭44)8月18日生まれ、富山市出身の53歳。中央大から92年に関西テレビ入社。報道、情報番組を中心に活躍。趣味はサイクリング、ギター。

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