在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

MBS・山崎香佳アナ 自分と重なる「異世界アニメ」に夢中

[ 2020年12月28日 15:30 ]

来年1月1日放送のMBSテレビ「ちちんぷいぷい特別編へぇ~のコトノハ新春SP」で晴れ着姿を披露する山崎香佳アナウンサー
Photo By 提供写真

 コロナ禍で、4月1日の入社式直後から在宅勤務だった。九州から出てきたばかりで、周囲に知人もいない。出かける場所も知らない。そんな時、友人に勧められたのが「異世界アニメ」。MBS入社1年目の山崎香佳アナウンサー(23)は「動画を見ながら通勤。もう40作品は見ました」とどっぷりはまった。

 元々「名探偵コナン」や「ワンピース」などアニメ好き。「異世界アニメ」は主人公が転生などで迷い込んだファンタジーやSF的な世界で活躍する作品だ。山崎アナが最初に見たのは「転生したらスライムだった件」。一番好きな「ワンパンマン」は、どんな強敵もパンチ一発で倒してしまう格闘ギャグアニメだ。

 自然豊かな環境で育った山崎アナ。就職していきなり、テレビでしか知らなかった明石家さんま(65)ら芸能界の大御所と一緒に仕事をする。「何の変哲もない主人公が異なる世界に転生。置かれた場所で必死に立ち向かうシチュエーションが自分に重なるところがあった」と「異世界アニメ」にはまった理由を明かした。

 11月2日から人気番組「痛快!明石家電視台」(月曜後11・56)の第8代アシスタントに大抜てきされた。先輩の元アシスタント・武川智美アナ(52)から「さんまさんから厳しい目で指摘されるようになったら、認められた証拠」と教えられた。「今はまだ〝ええねん〟と許してくださる。まだまだ道のりは長いですね」。下調べ、映像チェックなど責任感も芽生え、一歩ずつ歩んでいく。(古野 公喜)

 ◇山崎 香佳(やまざき・きょうか)1997年(平9)9月15日生まれ、熊本市出身の23歳。西南学院大から今年4月にMBSに入社。8月18日にラジオニュースで「初鳴き」。3歳上の姉は熊本で活躍する山崎唯衣アナ。趣味はぬか床、アニメ観賞

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