カンテレ坂元龍斗アナ　ＹｏｕＴｕｂｅでアナウンサーの日常伝えます

関西テレビ・アナウンサー「ＹｏｕＴｕｂｅ」を解説した坂元龍斗アナウンサー（右）と高橋真理恵アナウンサー
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　何か始めたら、とことん突き詰めたい。ダメだと判断したら潔く身を引いて、違う道を探す。報道路線で活躍する関西テレビ坂元龍斗アナウンサー（３４）の性格は、非常にはっきりしているそうだ。今、どっぷりはまっているのは「ＹｏｕＴｕｂｅ」。日々、同僚アナウンサーを追いかけ、その画像をアップしている。

　高校、大学時代は野球に集中した。高校は公立校で、３年夏も静岡県予選の３回戦止まり。早大に進学し、野球部に入部したが、３学年上に阪神・鳥谷敬（３８）、ヤクルト・青木宣親（３７）らがいた。「身体も凄いし、能力も抜けている。自分にプロの世界は無理」と悟り、学生コーチやデータ分析などの裏方役に回った。卒業後の進路は、スポーツに関係した仕事を探し、アナウンサーの道へ進んだ。

　現在は夕方のニュース・情報番組「報道ランナー」（月－金曜後４：４５）でフィールドキャスターとして各地を飛び回っている。アナウンサーの仕事も１０年を超えて「自分の思ってることをしゃべる機会が少ない」と考え、「関西テレビアナウンサーＹｏｕＴｕｂｅチャンネル」の開設を思い立った。

　「今はまだ、やり方を模索中。関テレのアナウンサーの素顔を見ていただければ」と坂元アナが中心となって、時間が空いているアナウンサーの先輩・後輩を見つけては、１人２、３０分のフリートークを撮影する。「編集して５分程度。自己紹介や、趣味についてしゃべってもらってます」。１週間に１、２本の動画をアップ。２５日に同局「アナウンサー物語　２０１９夏」（深夜１：００）を放送。「アナウンサーの日常会話を聞いてください」と坂元アナも楽しみにしている。（古野　公喜）

　◇坂元　龍斗（さかもと・りゅうと）１９８５年２月２７日、静岡県三島市出身の３４歳。４－９歳までカナダで過ごし、帰国後、静岡・沼津城北高から早大を経て、２００８年に関西テレビに入社。スポーツ担当の後、現在は報道部門を中心に活躍。０９年１１月に結婚。家族は妻と２女。