在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

MBS・野嶋紗己子アナ 報道情報番組「よんチャンTV」で奮闘中!「関西の皆さんと一緒に番組づくりを」

[ 2021年4月26日 05:30 ]

「よんチャンTV」への意気込みを語ったMBS・野嶋紗己子アナウンサー
Photo By 提供写真

 MBSテレビ夕方の報道情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40、関西ローカル)が3月29日にスタートしておよそ1カ月。入社3年目・野嶋紗己子アナウンサー(24)は、月曜から木曜までの週4回、スタジオアシスタントとして奮闘中だ。

 「関西の皆さんに向けて温かさや、心がほっこりするようなところをお届けする番組。ツッコミどころ満載の河田さんという先輩アナを中心に、楽しい番組を作っています」とアピールした。、

 「よんチャンTV」の前に放送していた「ミント!」では月・火曜のアシスタントを担当。「ちちんぷいぷい」では「しみのじ新発見」など、同期の清水摩椰アナウンサー(23)とコーナーを担当した。だが、今回は全く立場が変わった。

 総合司会の河田直也アナウンサー(46)をサポートしながら、スタジオで進行役を担当。ロケへ行って個性を出すのではなく、番組の進行に徹する。「自分の色を出す立場ではない」としながら「河田アナへのひと言や、スタジオでの言葉で私らしさを少しでも出せれば」。ただ、“野嶋色”を出そうと焦る気持ちに対して、「今は、らしくなくていいんじゃない?」と、ある先輩アナからアドバイスをもらい、プレッシャーも少しずつクリアし始めた。
 
 番組の良さについて堂々と胸を張る。「関西の他局より、関西らしさ、MBSらしさが出てると思います。人と人との距離が近いだとか、人を大切にするとか、明日のためにだとかが番組に反映されています。一方的じゃなく、関西の皆さんと一緒になって番組作りすることを大切にしています」。

 昨年から続くコロナ禍では「自分が伝える言葉にどれだけの人が影響を受けているのか。コロナ前よりも、一つ一つのニュースへの向き合い方が変わったと思っています」と改めて情報伝達の難しさを痛感したそうだ。

 関西へ来てからまだ2年。「大阪弁もうまくなったと思うんですが、まだまだ。視聴者から“まだ、エセ(にせもの)やな”と。イントネーションとかアクセントが違うと言われることもあります」と苦笑い。「皆さんで一緒に(コロナを)乗り越えましょう」と視聴者にエールを送った。

 ◆野嶋紗己子(のじま・さきこ)1996年6月13日、愛知県日進市生まれ、福岡県北九州市育ちの24歳。慶応大卒。2019年にMBS入社。空手2段の腕前で、個人組手九州大会V。中学時代に英語弁論大会で全国大会出場を果たした。 

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