在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

MBS関岡香アナ 1000冊超!!大好きな絵本に囲まれて

[ 2019年9月22日 05:30 ]

自宅の書斎で絵本に囲まれるMBS・関岡香アナウンサー
Photo By 提供写真

 宝物のように手に取った「絵本」。自宅書庫のコレクションは1000冊を越えた。MBSの関岡香チーフアナウンサー(55)は「将来は絵本の文庫を開いて、子供たちに読み聞かせをしたい」と夢を語る。

 どっぷりはまったきっかけは2人の娘だ。フルタイムで働く母親として限られた時間で心を通わせる重要なコミュニケーション手段だった。「悲しい話を読み聞かせると、5歳の娘が涙を流したんです。絵本って力があるなって」。そう実感したころ、97年10月にMBSラジオでアナウンサーが童話や絵本を朗読する番組「おはなしの扉」が開始。絵本の魅力を再確認し読書アドバイザー、絵本講師の資格を取得した。

 幼少期はタカラジェンヌだった姉2人の影響でバレエに励んだ。14歳でブルガリアで開かれた「世界バレエコンクール」に出場したが「世界のレベルを知った」。次は女優を目指して上京し、玉川大に進学。薬師丸ひろ子(55)は同級生だ。英語のミュージカルで演技を磨き、オーディションも受けたが夢かなわず。それでも「表現することが好き」と人に伝える道を模索。大学3年からアナウンサーを目指した。

 アナウンス室で近年は管理職を務めたが、今年6月にチーフアナとなり現場に出る機会が増えた。「せやねん!」「痛快!明石家電視台」のナレーションに加え、「ミント!」のコーナー〝わざわざグルメ〟にも出演。「久しぶりのロケでホントに楽しかった」。今後も「全国の絵本の美術館にロケに行ってみたい」と、絵本の見聞を広めるロケを期待した。(古野 公喜)

 ◇関岡 香(せきおか・かおり)1964年(昭39)4月27日、大阪府吹田市出身の55歳。玉川大から87年にMBS入社。「ワイドYOU」のアシスタントなどテレビ、ラジオ番組に多数出演。アナウンス部長から今年6月にチーフアナウンサーに。

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