MBS・松本麻衣子アナ　ステイホームで“美文字”にドはまり「字に一目ぼれすることもあるんです」

「美文字」にはまっているMBS・松本麻衣子アナウンサー
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　筆ペンを滑らせ、サラサラッと書いた“美文字”。「将来は草書で書いてみたいですね」というのが“美文字”にはまっているMBS・松本麻衣子アナウンサー（39）だ。

　きっかけは新型コロナによる自宅での活動自粛。20年5月ごろ、インスタグラムで見た「kadu」という岡山在住のインスタグラマーの字を書く動画に心を奪われた。「魚の“鯛”という字が凄く奇麗で。私もこんなふうに書いてみたいなと思って。字に一目ぼれすることもあるんです」と振り返る。

　小学1年から6年の途中まで書道教室に通っていたが、中学・高校は授業程度。元々、字は人並みに書けていたが、アナウンサーの仕事の影響で、乱雑な殴り書きの文字となってしまったという。「野球やサッカーの取材など、しゃべる言葉をメモ書きすると速記になって、あとで何を書いたか分からないぐらい。雑な字になっていました」。

　落ち着いて書く“美文字”に憧れ「やってみたい」と文具店へ走った。筆ペンを購入して「kadu」の動画を参考にして筆遣い、さばきを勉強。「飽き性なんですが」というが、どっぷりはまって2年になる。

　自身のインスタで字を書く動画をアップして「反響ありました」。後輩アナや芸人から「名前を書いて」とお願いされることも。「ザ・プラン9」のヤナギブソン（46）には「柳」の1文字を送ったそうだ。

　2児の子育てとアナウンサー業に奮闘する忙しい毎日。「将来は資格を取りたい。先生について習いたい」と書道の目標も掲げた。（古野　公喜）

　◇松本　麻衣子（まつもと・まいこ）1982年（昭57）8月17日生まれ、兵庫県出身の39歳。姫路西高、学習院大を経て2005年にMBS入社。報道にバラエティー、スポーツ番組など多方面で活躍中。趣味はゴルフやダンス、スポーツ観戦。