在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

カンテレ橋本和花子アナ 報道・バラエティー・スポーツ実況!“大谷越え”の“三刀流”に挑戦中

[ 2026年4月21日 06:00 ]

“弾丸”海外旅行を楽しむカンテレ・橋本和花子アナウンサー。スペイン・バルセロナの山を満喫
Photo By 提供写真

 【在阪テレビ局アナウンサーの「アナランド」】即戦力として期待されて早5年。活躍が止まらないカンテレ・橋本和花子アナウンサー(27)が4月26日、「オリックス―日本ハム」(京セラドーム)で今年初めてのプロ野球実況に挑む。

 ベテランの先輩アナから「1年の最初の実況は緊張する」と教えられたそうだが、「昨年2試合やって、気持ちの持ちようは違います。まだまだヒヨッコですが、初めてじゃないんで見てる人、聞いてる人のハードルは上がると思います」と気を引き締めた。

 昨年6月29日の「オリックス―楽天」(京セラドーム)。同局で初めて女性アナウンサーとしてプロ野球実況に挑戦した。地上波ではなく、同局制作J―SPORTS3の番組。元オリックス投手・海田智行氏(38)の解説で第一声を挙げた。

 「緊張の仕方がいつもとちょっと違いました。準備をしてきたので、なるようになる」と割り切って、マイクの前に座った。初回、いきなり西川の先頭打者弾、宗の連続本塁打で幕を明ける華々しいスタート。だが、先発・東がすぐに逆転されて敗戦。試合時間3時間6分を何とか無事に終えた。

 女性の野球実況アナとして「野球は好きだけど、まだまだ細かい球種とか、ルールとか知らないことが多い」と自覚している。それでも「等身大で解説の方に聞けるのが、ありのままでやれるのが自分の強み」とわきまえている。

 だからこそ、視聴者目線で解説者に質問を投げかけることも。「“リリーフ投手って“この回は投げ切れ”とか言われるんですか?”と聞いた。海田さんから、先発は9回まで、リリーフだったらその回を投げきるとプライドと自信を持ってマウンドに上がるもの、と教えてもらいました。海田さんもこういうことを聞かれたことがなかったみたいで、驚いてました」。野球の裏側までをもっと知りたいという視聴者からの評判は上々だ。

 アナウンサーを目指したキッカケはユニークだ。小学生の頃に見たテレビ番組で、お笑いコンビ・ホンジャマカの石塚英彦が「まいう~」と食リポしている姿を見て「美味しいモノを食べる仕事があるんだと憧れた」。なんとも微笑ましい。

 さらに14年ソチ五輪で、敗れた女子ジャンプの高梨沙羅を取材するアナウンサーの姿に感動し、より思いを強くした。「凜(りん)とした立ち姿。かっこいい女性になりたい」とアナウンサーという職に憧れ、夢をかなえた。

 入社前から局の期待は大きかった。学生アナとして活躍し、経験も豊富。同局では入社2日目にいきなりレギュラー番組を持つという異例の大抜擢となった。夕方の報道・情報番組「報道RUNNER」で生中継を担当。「発見LIVE #ワカコが行きます」と冠付きのコーナーができた。「新人なので、名前を覚えてもらうのにはよかったです」。

 兵庫・須磨浦公園での桜の中継。さらに特技のバトントワリングも披露した。スタッフからは「ホンマに初めてか?肝据わっるな」と褒め言葉をもらった。本人は「ホントは緊張してフワフワしてた。でも、緊張を見せたくないのがポリシーなんで」。

 その後は報道・情報番組でスポーツコーナーに出演。また、「ウラマヨ」「おかべろ」などバラエティー番組もこなし、23年10月から「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜後1・50)で進行キャスターを務めている。

 元来の負けず嫌いで予習はいつもきっちりとしている。例えば、過去の映像を見ながら「今のはスライダー」「スプリット」など、1人で球種を見極めるトレーニングを重ね、26日の本番に向けて準備万端だ。

 報道、バラエティー、スポーツ実況を網羅する女性アナは全国的にも数少ない。MLBドジャース・大谷翔平を超える“三刀流”で。「マルチに活躍できる頼もしいアナウンサーになりたいです」と目標達成へ着実に進んでいる。(古野 公喜)

 ◇橋本 和花子(はしもと・わかこ)1998年11月19日、兵庫県西宮市出身の27歳。神戸大経済学部から21年にカンテレに入社。趣味は弾丸海外旅行、1人回転ずし。特技はバトントアリング。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

バックナンバー

もっと見る