在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

フリーアナ・鈴木理加 臨月にも7公演観劇した大の宝塚歌劇ファン いつか親子3世代で…

[ 2022年4月13日 05:30 ]

「タカラヅカ」にどっぷりはまっている鈴木理加アナウンサー
Photo By 提供写真

 7年前、知人からチケットを入手し、訪れた宝塚歌劇。「紅ゆずるさんに一目ぼれしました」と“タカラヅカにはまった”のがフリーの鈴木理加アナウンサー(35)だ。
 星組2番手だった紅に心を打たれ、紅のファンになった。劇場通いが始まり、紅が間もなく星組トップスターに。「星組が一番好きです。でも、全組を見ます。タカラヅカ全部が好き」。紅のファンクラブにも入った。「紅さんとタイプの違う明日海りおさんも好き。今は極美慎さんを応援してます」と話し出したら止まらない。
 はまりすぎたエピソードも。2歳半になる娘の出産間近のこと。19年、劇団を卒業する紅の大劇場ラスト公演に、臨月の1カ月間で7回も足を運んだ。「よく歩けと言われてたんで」。紅の誕生日である8月17日も大きなおなかを抱えながら劇場前で“出待ち”。帰宅後、産気づいた。予定日より2週間も早く、2日後に娘を出産。「興奮したのかも」と思い出して笑った。
 以前、働いていた鹿児島放送では高校野球の実況も担当。テレビ大阪移籍後はニュース、情報番組など幅広く活躍した。現在はテレビ大阪「やさしいニュース」(月~金曜後4・44)木曜日に「ワカラン!」のコーナーでカエルの『井中カン太』の声を担当。他にナレーションやCMに出演中。子育てと両立して奮闘中だ。
 「現実とのギャップが好き。興味のない演目でも行きます。でも、きょうも来て良かったなといつも帰りに思います」
 月に1回は母と観劇し、活力を得る。2時間半の舞台、レビューを「いつかは親子3世代で観に行きたい」と目を輝かせた。
   (古野 公喜)

 ◇鈴木 理加(すずき・りか)1986年(昭61)7月1日、広島県三原市生まれの35歳。成城大から2009年に鹿児島放送に入社。13年にテレビ大阪に移籍。17年4月からフリーに。趣味は野球観戦、観劇。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る