中山秀征「たいしたもんです」　おふくろの味「藤岡のうどん」が同級生の手で世界に

中山秀征
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　群馬出身の中山秀征（55）が1日放送のNHK「ロコだけが知っている　ご当地グルメ対決　北関東スペシャル」（後7・57）に出演。中学3年生まで住んでいた藤岡市を訪れた。

　藤岡市で唯一残っている思い出の味は、こしがあり細い麺が特徴のつけ汁で食べる「藤岡のうどん」。実家が縫製工場を営んでいた中山。母親は仕事を合間をぬって作ってくれ、おふくろの味だという。

　思い出の味を守っているのは、先代の急逝で急きょ製麺所を継いだ中学時代の同級生。当時はバブル崩壊と逆境が続き、藤岡に20軒近くあった製麺所は徐々に閉鎖され、残るは同級生の会社だけに。赤字経営が続く中で支えになったのは「藤岡のうどんをなくさないでほしい」という地域の人たちの声だったという。

　なんとか販路を拡げることに成功し、今や世界20カ国以上で販売される「藤岡のうどん」を守る同級生に中山は「たいしたもんです」と感謝しきりだった。