星野源 誕生日ライブでの奇跡回顧 感極まった涙のワケ「音楽やってて良かった!って思う瞬間だった」

[ 2023年2月1日 11:50 ]

星野源
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 歌手で俳優の星野源(42)が31日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。誕生日に行われたイベントライブで重なった“奇跡”について語った。

 星野はライブイベント「Gen Hoshino presents“Reassembly”」を11日と12日に大阪・大阪城ホールで、27日と28日に横浜アリーナにて開催。最終日の28日は星野の42歳の誕生日だった。

 誕生日当時に、ライブでの声出しが解禁され、「こんなことが起こるのか!と思った」と星野。ただ「特に変えないつもりだった」といい、特にあおるつもりもなかったというが、セットリストの中で「一緒に歌いたい」「一緒に歌おう」という部分だけ「声出せるみたいですよ!良かったら歌ってね!」と話をするつもりだったというが、「そこから堰(せき)を切ったように、みんなが声援をくれたんです。それがあんなに言葉で言い表せない感覚というか、あのとき感じた感情みたいなものはたぶんどんだけ頑張っても文字にできなそうっていうか。奇跡の中にボーンと入ったみたいな感じだった」と回顧。「そこからが何か止まらない流れの中に入ったみたいな感じ。そこで感情が自分で制御できるものでなくなっちゃって。なんかもう、胸のあたりから何かが出てくるみたいな、涙が出てしまって…。舞台で泣くって自分は思ってなかったんだけど」と感極まった思いを吐露した。

 「もうしゃべれなくなっちゃったし、歌えなくなっちゃったし」と苦笑しつつ「声援が、おかえり的な言葉のニュアンスのものも、源さんってのもあったし、お誕生おめでとうっていうのもあったし、あとはいえーい!っていう言葉にならないもの(もあった)。音楽って歌詞があって、言葉があって、意味があるけど、それだけじゃなくて、言葉にならないものがのっかる表現だと思う。そこで音楽にはなってないけど、あの時、音楽ってものの一番濃い部分を自分は感じられた。音楽やってて良かった!って思う瞬間だった。何を言ってるかは聞こえないの、凄すぎて。みんながそれぞれ思うことを言ってるから。そこから記憶にないぐらい、これは奇跡の中にいる!っていう感。これはやばいわ!っていう状態になった」と振り返り、「奇跡を呼び込みたいと思ったイベントで奇跡にあった。
すごく嬉しかったし、楽しかったです」とした。

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2023年2月1日のニュース