ヒカキンも収益下がった?「ユーチューバー収益激減」問題を検証した結果…「リアルな話になるけど」

[ 2023年2月1日 09:12 ]

ユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン)
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 チャンネル登録者数1100万人の超人気ユーチューバー・HIKAKIN(ヒカキン、33)が、1日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。昨今ネットニュースで取り上げられる「ユーチューバー収益激減問題」について、自身の収益を比較して語った。

 ラファエルやPDS株式会社、ぷろたんなど、登録者数200万人を超える人気ユーチューバーが続々と「収益が減った」「全盛期の1/20になった」と収益減少を告白している。この現象について、ヒカキンは「最近、YouTube収益激減みたいなネットニュースが回ってきて、“ええっ”って。俺、そんな激減してるか?と思って、今日はヒカキンの収益が下がっているのか、検証してみたいと思います」と発表。「普段、ある程度しっかり数字を見ているタイプなんだけど、どちらかというと『再生回数』とか『視聴時間』、『グッドボタン』とか『コメント』とか、ファンの方がどう見てくれているのかな?を見ている方が多くて、収益のこと…例えば、この年がよくてこの年が悪くてとかあんまり気にしてないんです」と回顧した。

 ヒカキンは過去のデータを取り出し、「収益が下がった」と多く声が上がっていた2022年と、2020年の収益を比較することに。2020年は俳優・佐藤健とのコラボ(1237万回再生)やフワちゃん(1536万回再生)など、芸能人とのコラボもあり大ヒット動画を連発。この年の収益について「うーん、なるほど、悪くないね」と確認したのち、2022年の収益を確認。その結果、「上がってました!!」と、何と収益は増加していたという。

 さらに、もう一つのチャンネル「ヒカキンゲームズ」でも、2836万回再生された動画もあった2019年と比較し、2022年は増加。他のユーチューバーが収益激減に涙する中、ヒカキンは上昇する結果となった。

 収益が上がった理由について、ヒカキンは「これマニアックというか、リアルな話なんだけど、広告単価がめっちゃ上がってんだよね」と告白。「1回の再生でもらえるお金が、2年前よりめっちゃ上がってるんだよね。1再生回数でもらえる収益が、だいぶ上がってる」という。

 周囲が収益激減を叫ぶ中、ヒカキンは「2月からショート動画の収益化も始まるので、僕はYouTubeの未来は凄く明るいと思ってます」と前向きに呼びかけ。「もちろん悪い時もあればいい時もある。厳しい世界ではあるけど、人それぞれ、彗星のごとく現れるユーチューバーとかね、山ほどいるので。まさに世はYouTube戦国時代なのかもしれないですね」と分析していた。

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2023年2月1日のニュース