体調不良で休演の松本白鸚 團十郎襲名披露千秋楽で復帰 26日歌舞伎座「夜の部」で口上へ

[ 2022年12月26日 15:53 ]

松本白鸚
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 松竹は26日、歌舞伎俳優の松本白鸚(80)が同日の歌舞伎座「十二月大歌舞伎」夜の部に出演すると発表した。

 サイトでは「歌舞伎座『十二月大歌舞伎』夜の部『口上』に出演を予定しておりました松本白鸚は、12月5日(月)より休演しておりましたが、本日12月26日(月)の夜の部に出演いたします。皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と記載された。

 この日は十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助襲名披露「十二月大歌舞伎」の千秋楽。

 白鸚は、歌舞伎の大名跡を継いだ十三代目市川團十郎白猿の襲名披露で、團十郎の長男・堀越勸玄改め八代目市川新之助の初舞台となった「十一月吉例顔見世大歌舞伎」で「口上」を務めていたが、11月19日に体調不良のため、同日以降当面の間休演と発表されていた。

 10月には文化勲章を受章。「十一月吉例顔見世大歌舞伎」では「口上」で歌舞伎界の重鎮である尾上菊五郎、片岡仁左衛門、中村梅玉、市川左團次らととともに列座していた。

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