【KinKi Kidsに聞く】通算1000万人動員 剛「本当に幸せ」 光一「一つ一つの景色を大事に」

[ 2022年12月26日 04:00 ]

軽快なステップを踏んで熱唱するKinKi Kidsの堂本剛(左)と堂本光一(撮影・沢田 明徳)
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 デビュー25周年を迎えたKinKi Kidsが25日、ドームツアーの東京ドーム公演を行った。東京ドームでの公演回数は64回に到達。単独アーティストによる最多公演数の記録を持つ“聖地”だが、クリスマス公演を行うのは初となった。堂本光一(43)は「素敵なクリスマスをともに過ごしましょう」と呼びかけ、堂本剛(43)も「僕が君たちのサンタさんだよ」と会場を沸かせた。

 【KinKi Kidsに聞く】

 ――今回のライブはどうですか?
 光一「東京ドームでこれだけ長くやれること自体とんでもない。何より凄いのは、ずっと付いてきてくれたファンの皆さん。時代をともに歩めているとステージに立って感じた」

 ――今回のコンサートのコンセプトや伝えたいことは?
 剛「全体的に名曲をふんだんに盛り込んだ。今回は少しダンスも復活した。以前の振り付けで、めまいを誘発するなど厳しい部分は即興で踊る」

 ――通算で1000万人動員突破ですが?
 剛「いつも皆さんといろんな楽しい景色を見てきた。数字を目の当たりにすると、本当に幸せ」
 光一「とてつもない数。見合ったことを伝えられているんだろうかと思う方が大きい」

 ――新曲はどんな曲?
 剛「応援歌で元気な曲を作ろうとしたが、どんどん壮大な感じになった。自分だけが幸せに到達するのではなくて、一緒に明るい未来に行こうというメッセージを込めた」

 ――これまでの2人の物語はどうだった?
 剛「自分たちらしいってことに尽きると思う。一人一人の人生の延長線上に2人で集結して、何か時間を過ごして幸せを共有するだけ。今が大事で、その先は誰も分からない」

 ――自分たちらしさとは?
 光一「常にその時代のはやりに流されず、自分たちらしい音楽を作ってきたのが一番大きい。ダンスミュージックがはやった時代に、哀愁ある『硝子の少年』でデビューしたのが物語っている」

 ――若い頃に歌っていた同じ曲でも、今だからこそ伝えられることがある?
 剛「当時は時間に追われ、あまり歌詞を深読みできていなかった。今は歌詞の意味、深みが細部まで染み渡る。耳を患っている自分からするとハードルが高い曲ばかり。クリアしていけた時の達成感もある。昔も今も緊張する音符、フレーズの連続」

 ――この先どう歩んでいきたい?
 光一「今を一生懸命生きることはこれからも変わらない。時間は有限。一つ一つの景色を大事にしたい」

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