又吉直樹が「silent」を分析　「興味深い」「又吉の読み取り能力、やっぱり普通じゃない」称賛続々

「ピース」又吉直樹
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　お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹（42）が、26日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。22日に最終回を迎えたフジテレビの連続ドラマ「silent」の感想を語った。

　同作は川口演じる主人公の青羽紬（あおば・つむぎ）が、かつての恋人・Snow　Manの目黒蓮演じる佐倉想（さくら・そう）と音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かい恋物語。

　又吉は「最後まで見ました。いや～、感動しましたね」と言い「必ずしも物語がハッピーエンドである必要はないと思うんですけど、やっぱり登場人物に感情移入しながら観ていくので、これからみんなに幸せな未来が待っていそうな終わり方だったので、気持ちよかったですね」と率直な感想を吐露した。

　又吉は続けて、想との再会後に、紬と別れることを決意した紬の彼氏・湊斗（鈴鹿央士）について「優しい湊斗が嫉妬に狂い初めて物語をかき乱すのでは」と予想していたという。「そうならなくてよかった」と安どしつつ「嫉妬して涙を流したり、“俺の気持ちはどうなんねん”って感情が出る部分がありましたよね。それが凄く僕としては、僕みたいな人間が、このドラマに振り落とされていかない部分でよかった」という。また、想に片思いをしていた、生まれつき耳の聞こえない奈々（夏帆）について「奈々さんが、ネガティブな感情に支配されているところもあって。あのシーンがあることによって、人間が本来持っているどうしようもなさとか、みっともなさとか、恋愛の時の平常心でいられないというリアルな部分を描いていて…そういう醜さ、みっともなさ、“人間とはそういうものだ”という前提の世界の中で、想や紬の純粋性みたいなものがより際立つ」と分析した。

　また「あって当然と思っている時間の尊さみたいなのを気づかせてくれるセリフが多かったですね。好きな人と週5日で会えた学校って奇跡だったんだなって。自分の日常が、時間がたてば奇跡と思える瞬間がくるというところがあったりだとか…」と時間の尊さを気づかせてくれたと称賛。又吉のこの考察動画には「又吉くんの、いろんな感情や物事を読み取る感覚はやっぱり普通じゃないと言うか、半端ないし、思った事を言葉にする能力がスゴすぎる！」「青春時代に感じる思いは世代を超えて共通なのかな...。」「さすが」「又吉さんと同様に、湊斗くんと奈々さんの嫉妬が表れるところに惹かれました」「又吉さんがこんな風にドラマを語ってくださり興味深くておもしろくて本当にありがたい」と称賛するコメントが多く寄せられた。