古市憲寿氏 宮崎県知事選敗北の東国原氏に「宮崎にとどまって、もっと宮崎のことを盛り上げてくれても」

[ 2022年12月26日 09:06 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。任期満了に伴う宮崎県知事選は25日投開票の結果、現職河野俊嗣氏(58)=公明推薦、社民支持=が、元職東国原英夫氏(65)との激戦を制し4選を果たしたことについてコメントした。

 東国原氏は知事時代に副知事だった河野氏に戦いを挑んだが、返り咲きはならなかった。河野氏に当選確実が出た後、事務所に姿を見せた東国原氏は「残念です。力不足。完全に私の資質不足でした」と肩を落とした。今後の政治活動については「白紙」とした。 組織や団体の支援はなく、自身の後援会を中心に選挙戦を展開。最終日の24日には、東国原氏の前妻で女優のかとうかず子(64)がサプライズで宮崎入り。2人の息子である加藤守氏(32)が東国原陣営の政策担当として協力しており“家族総出”の選挙戦を演出して、有権者に訴えたが及ばなかった。投票率は56・69%で、2018年の前回選を22・79ポイント上回った。

 MCの谷原章介が「22%投票率上げるってすごくないですか?」と聞くと、古市氏は「投票率を上げることでしか新人なかなか勝てないですもんね」としたうえで、「でも東(東国原)さんってある種、移り気な人じゃないですか。県知事辞めた後、東京都知事選に立候補して落ちて、国会議員も維新から出て、あれも1年で辞めたじゃないですか。すごい移り気で本当にこの人何がやりたいのかなって、傍から見ると分からないけれども、でもやっぱり県民の皆さんが4カ月間の活動の中で23万人の方が大丈夫かなって託したわけで、その意味って大きいって思うんですよね」と話した。

 そして、「でもやっぱり最後のあいさつで“後は頑張ってくれ”みたいなことがちょっと引っかかって、むしろ宮崎にとどまって、もっと宮崎のことを盛り上げてくれてもいいんじゃないかなって思いますよね」と自身の考えを述べた。

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