内田有紀 ターニングポイントとなった作品明かす「血の気が全部引いて。もうやめなきゃダメかもって」

[ 2022年10月23日 23:22 ]

内田有紀
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 女優の内田有紀(46)が23日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・15)の対談企画「インタビュアー林修」に出演、自身のターニングポイントとなった作品について語った。

 内田は12年にフジテレビ系で放映された小泉今日子、中井貴一のW主演のドラマ「最後から二番目の恋」が「私のターニングポイントになったんですよね。この作品があるから、プロとして仕事をしていきたい、女優という仕事に身も心も捧げたいと思える気持ちになった」と明かしたもの。

 同作は内田がデビューから20年たった36歳の作品。それまでも演技の勉強などしたことはなく、人気はあったが「なんか、自分のサイズ合っていない服を着たよう気がしていたんです。当時。なんか体裁だけはちゃんとしているんですけど、中身がスカスカな感じがしていました」と感じていたというが、「本読みの時に、監督さんに『何か違うな』って言われていて。ずっと言われるんです『何か違う』って。その日、心がポキっと。聞こえましたから。血の気が全部引いて。もうやめなきゃダメかもって」という衝撃を受けたという。

 しかし「でも、責任がある。やっぱりこの仕事をさせていただいて、この役をいただいたんだから「何か違う」ていうままで現場に入ってはいけないと思って」と一念発起。「その時から演技コーチの方をついていただいて、台本の解釈の仕方から、役作りの方向性から相談しながら」となったという。

 内田は「大きく変わりました。日常の生活の中に、演じているその役柄を取り込んで、その役だったらどんな生活をするだろうっていうのを忘れないように。常に切り離さないように生きている」と語り、自宅でも自身の演技をカメラ撮影して、細かい見え方をチェックすることなどを紹介。「楽しいんですよね。役作りをしている時って、本当に楽しいんです。準備フェチです」と笑っていた。

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2022年10月23日のニュース