仲本工事さん葬儀 妻・純歌 ギターを持つ笑顔の遺影を抱いて斎場を後に

[ 2022年10月23日 14:04 ]

仲本工事さんの遺影を携え、葬儀が営まれた斎場を後にする純歌
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 18日に横浜市内で乗用車にはねられ、翌19日に急性硬膜下血腫のため死去した「ザ・ドリフターズ」の仲本工事さん(享年81)の葬儀が23日、都内の斎場でしめやかに営まれた。ドリフメンバーの高木ブー(89)、加藤茶(79)、加藤の妻でタレントの綾菜(34)、志村けんさん(享年70)の兄の知之さんらが参列した。近親者による家族葬の形式で喪主は前妻との間にもうけた長男が務めた。

 出棺の際には参列者が手を合わせて見送った。仲本さんの遺影は笑顔でギターを持っている姿のもので、妻で歌手の純歌(54)が携えた。斎場の向かいの歩道で喪服で合掌する人もいた。

 仲本さんと半世紀以上の時をともにした高木ブーと加藤茶は、悲痛な思いを抱え、盟友に最後の別れを告げた。1966年のザ・ビートルズの日本公演では前座としてともにステージに立ち、「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」などのテレビ番組で国民的人気を得た。99年には3人で結成した「こぶ茶バンド」でも活動した。残された2人のショックの大きさは計り知れず、「心の整理がつかない」(関係者)として、これまで追悼のコメントを出せずにいる。事務所関係者は「週明けの月曜日になる」と話している。

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