三谷幸喜氏 サザエさん都市伝説“タラちゃんムキムキ”脚本 真相を明かす

[ 2022年10月23日 13:21 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(61)が23日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演。20代の頃に国民的アニメ「サザエさん」の脚本を手掛けたが、4本目でクビになったことを明かした。

 パーソナリティーの安住紳一郎アナウンサーが「これ噂に聞いたんですけど、サザエさんの脚本も少し携わっていたことがあるって聞いたんですけど、本当ですか?」と聞くと、三谷氏は「サザエさんは、全部で4本やりました」と明かした。20代の頃、新しい作家を集めたいと言われて書いたと言い「妹思い兄思いというサザエさんっぽい、カツオとワカメの話とかやって、4本目がタラちゃん大変身ってやつで、タラちゃんが筋肉増強剤でムキムキになって五輪に出るっていう凄い規模の大きな話をやったんですけど、プロデューサーに“君はサザエさんの心が分かってない”って言われて、台本を目の前で投げ捨てられてクビになりました」と告白。

 安住アナの「タラちゃんがムキムキになるのは放送されたんですか?」には「されてないです。僕も若かったんで自分の爪痕を残したいなっていうのがあったんですね。今はもうそんなことしないですけど」と答えた。「今逆の立場だったら?若手の作家がタラちゃんがムキムキになる話を持ってきたらどうしますか?」の問いには「殴りますね。ちゃんと原作を大事にしないと」と即答。ほかの脚本は「再放送とかでやったりとかはしているみたいです。時々、ギャラが振り込まれたりしていますから」と話していた。

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2022年10月23日のニュース