千原ジュニア 裾野市の楽器水浸し問題で楽団員に同情「汚い水をかけられるって、マジたまらんやろな」

[ 2022年10月23日 16:23 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(48)が23日、MCを務めるABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、静岡県裾野市のコンサートホールでスプリンクラーが作動し、オーケストラの楽器などが水浸しになった問題についてコメントした。

 管弦楽団「シンフォニエッタ静岡」が9月、裾野市民文化センターで開催予定だった演奏会の本番1時間前に突然、ステージの天井に設置されたスプリンクラーから大量の水が降り注ぎ、楽器や楽譜などが水浸しになった。高額な楽器も多く、修理しても元の音色を復活させるのは至難の業という。被害額は数億円とみられる。スプリンクラーの専門家によると、一般的に消火用の水は何年も動かないこともあるため、腐っていたり、においが発生したりすることもあるという。

 楽団側は、市や指定管理者から約3週間、問い合わせがなかったとし、その対応に不満を募らせている。市は事故調査委員会を発足させる方針という。

 ジュニア自身もギターを所有し、楽器の大切さを身をもって感じている。「俺も今ギターをやってるんですよ。かなり貴重なギターをいただいて、それに置き換えると、そこに汚い水をかけられるって、マジたまらんやろな」と、やりきれない思いを吐露。「昨日、今日やり始めた俺でもこれくらい思うねんから、ずっとやられてて、それこそお父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんから譲り受けたという楽器やったら…これはちょっとたまらんやろな、マジで」と、楽団員たちに同情していた。

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2022年10月23日のニュース