【前回の鎌倉殿の13人】第39話“大河絵”(鎌倉絵・殿絵)「義時 漆黒の征服…実朝 純白の抵抗」

[ 2022年10月23日 08:00 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第39話“大河絵”(鎌倉絵・殿絵)「義時 漆黒の征服…実朝 純白の抵抗」
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は23日、第40話が放送される。新進気鋭のイラストレーター・石井道子氏が描く“大河絵”(鎌倉絵・殿絵)とともに前回の第39話(10月16日)を振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第39話は「穏やかな一日」。いまだ3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)と千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生がなく、気に掛ける政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)。北条義時(小栗)は御家人たちが謀反を起こさぬよう、政の仕組みを改める。しかし、そのやり方は傲慢。三浦義村(山本耕史)和田義盛(横田栄司)らに不満が募っていた。一方、北条泰時(坂口健太郎)は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源仲章(生田斗真)に相談を持ち掛ける。そんな中、成長した公暁(寛一郎)が…という展開。

 今後も泰時の命綱になってほしいと、義時は鶴丸(きづき)に「平盛綱(もりつな)」の名を与え、御家人に推挙。実朝は分不相応な登用は災いを呼ぶと反対した。

 義時は「鎌倉殿の言う通りにございます。忘れてください。(実朝の前にかがみ)さて、どうやら私はもう要らぬようです。あとは、鎌倉殿のお好きなように進められるがよい。伊豆へ引き下がらせていただきます」と突き放し、狡猾な駆け引き。実朝が「私が、間違えていた。その者を御家人に」に引き留めると、義時は顔を近づけ「鎌倉殿が一度口にしたことを翻しては、政の大本が揺るぎます。私のやることに口を挟まれぬこと。鎌倉殿は見守ってくださればよろしい」と凄んだ。「あらためて、私に褒美を下さい。その褒美を私が盛綱に譲ります」。実朝は義時の要求をのむしかなかった。

 今回の“大河絵”は正論による抵抗を示した実朝と、鎌倉殿をも制圧した義時の“白と黒のコントラスト”、史実としては出自不詳の平盛綱になった鶴丸、冒頭、侍女役に扮し、大反響を呼んだ語り・長澤まさみを1枚にまとめた。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画、ウェブマガジン表紙などを手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。ライブペインティングや即興似顔絵も各地で行う。

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