フジ梅津弥英子アナ “少年A”記録廃棄に「非公開の少年審判が今後、全く検証できないような状況に」

[ 2022年10月23日 17:41 ]

梅津弥英子アナウンサー公式インスタグラム (@yaeko.umezu)から

 フジテレビの梅津弥英子アナウンサー(44)が23日、同局「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の全記録を神戸家裁が廃棄していた問題について言及した。

 少年事件の記録に関しては、一般的に少年が26歳に達するまで保存が義務付けられているが、裁判所の内規では「史料または参考資料となるべき」事件記録については永久的な保存を義務付けており「特別保存」と呼ばれている。最高裁が92年に出した通達では、特別保存する事件について「全国的に社会の耳目を集めた事件」などと記載している。家裁は廃棄の経緯は「不明」とし「現状の運用からすると(記録廃棄は)適切ではなかった」とする一方、廃棄の経緯の調査について「行うという予定はない」としている。

 梅津アナは「非公開で行われた少年審判、これが今後、全く検証できないような状況になるわけですよね。相当これ影響あるんじゃないかなって思ってしまう」と自身の受け止めを話した。

続きを表示

2022年10月23日のニュース