「鎌倉殿の13人」重い月曜も“全部大泉のせい”?大泉洋も「ドヨーンとするね」「視聴者と同じ気持ち」

[ 2022年10月23日 10:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第25話。源頼朝(大泉洋・中央)は「死ぬかと思った~」。このシーンをもって大泉はクランクアップ(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は23日、第40話「罠と罠」が放送される。今月17日深夜には「鎌倉殿の13人 応援感謝!ウラ話トークSPディープバージョン」(60分版)がオンエア。9日放送分(45分版)で泣く泣くカットされた発言を振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 ゲストは義時役の小栗、北条政子役の小池栄子、北条泰時役の坂口健太郎、北条時政役の坂東彌十郎、比企能員役の佐藤二朗。MCはテレビプロデューサーの佐久間宣行氏、同局の杉浦友紀アナウンサー。

 三谷氏は佐久間氏と対談。最終回(第48話、12月18日)のポイントなどを語った。源頼朝役の大泉洋、源義経役の菅田将暉、上総広常役の佐藤浩市からスペシャルメッセージも届き、次々に撮影秘話が明かされた。

 上総広常、源義高(市川染五郎)源範頼(迫田孝也)らの誅殺は「全部大泉のせい」と視聴者から嫌われた頼朝だったが、大泉は「大泉だったら『全部大泉のせい』だと言っても、受け止めますから、僕は。全国民を僕は抱き締めることができるんです。そこで人々は『全部大泉のせい』だと言ったんでしょうね。これね、他の役者だったら受け止め切れませんよ。でも、僕は大丈夫。倒れないから。僕のせいにしていいよ。僕はそう思っていました」(45分版)と自画自賛?

 続けて「頼朝さんが死んでからというものは厳しいですよ、やっぱりね。『全部大泉のせい』だって言えなくなったから。月曜日が重たいですよ。私もそうですもん。(頼朝が)死んでからというものはね、大変楽しみに見ています。台本も頂けないし、もちろん完パケももらえないのでね。視聴者と同じ気持ちで、日曜日の(午後)8時を待っているんですよ、家族みんなで。(放送が)終わった後、もうドヨーンとするね。もう終わった瞬間に『お~、何してくれんだよ、このドラマ』みたいな(笑)」と明かした。

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