太田光 仲本工事さん追悼 生前の会話明かす 「爆チュー問題」誕生秘話に「すごく喜んでくれて」

[ 2022年10月23日 11:26 ]

「爆笑問題」の太田光
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 「爆笑問題」太田光(57)が23日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。19日に亡くなったザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)さんを追悼した。

 太田は「画面通りのおだやかな人だった」とし、生前の仲本さんとの会話を明かした。

 「僕らは『爆チュー問題』っていう、ネズミのコントをやってるんですけど。ドリフ大爆笑の中で、いかりや(長介)さんと仲本さんが『バカ兄弟』っていうネタをやってたんですよ。お互い何も知らない。いかりやさんが何も知らないお兄さんで、何も知らない弟に教えるっていう、ものすごくシュールなネタで。子供ウケはしないんだけど、僕は一番好きなネタだったんです」と回想。

 「爆チュー問題」は1999年にフジテレビ系「ポンキッキーズ」の1コーナーとして登場し、その後単体でも番組が作られるなど人気を博したが、太田は「ポンキッキーズをやる時、何かやってくれと言われて、あれをやりたいと。知らない人が知らない人に教える。で、爆チュー問題っていうネズミ君のコントができた」とドリフのネタから着想を得て出来上がったことを明かした。

 「それを仲本さんに言ったらすごく喜んでくれて。実は僕もあれが一番好きなコントだったと。その後、クレームがついたりしてやめちゃったんだけど、ほんとは続けたかったと言っていた。そういう意味では仲本さんは、シャープな、コメディに関してはすごく鋭い人だったという印象ですね」と偲んだ。

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2022年10月23日のニュース