中谷美紀“長年の友人”の夢が実現 嬉しいサプライズで急きょドイツへ「世界は何と小さなことでしょう」

[ 2022年9月7日 13:14 ]

中谷美紀インスタグラム(@mikinakatanioffiziell)から

 女優の中谷美紀(46)が6日、自身のインスタグラムを更新。ウィーンフィルの公演で“長年の友人”がステージに立つうれしいサプライズがあったことを報告した。

 「本来ならばウィーンの自宅にて留守番のはずでしたが、嬉しいサプライズにより、急遽ドイツのハンブルクへ参りました」と切り出した中谷。「ウィーンフィルとエサ=ペッカ・サロネン氏によるツアーに参加予定だったユジャ・ワン氏が残念ながら体調不良により直前に降板となり、オリヴィエ・メシアンの『トゥーランガリーラ交響曲』にて、ピアニストが不在となってしまいました。なかなか演奏されることのない難曲で、ピアニストにとって一朝一夕で弾くことのできる代物ではありません。メシアンを得意とし、サロネン氏とも共演している友人の顔が即座に浮かびましたが、ピアニストの代役を見つけることは夫の仕事ではなく、ましてや私の仕事でもないため、出過ぎた真似は慎んでおりました」と経緯を明かしつつ、「ところが、サロネン氏の差配により白羽の矢が当たったのは、やはり長年の友人であるベルトラン・シャマユ氏でした」と、長年の友人が代役を務めることとなったことを明かした。

 ベルトラン・シャマユ氏らとのスリーショットを公開し、「いつかウィーンフィルの公演にて、ソリストとして、ベルトランが迎えられる日を夢見ておりましたが、瞬く間に叶ってしまいました。世界は何と小さなことでしょう!」と感激。「とは言え、1時間30分に及ぶ大作を、40分ほどのリハーサルのみではじめてのオーケストラと共に演奏する彼の心境を思うと、脚が震えました」とつづった。

 「しかし、長年の鍛錬と現代音楽への探究が奏功し、はじめてのお手合わせとは思えぬほど、ピアノとオーケストラが見事に絡み合い、豊かな音のうねりが生まれました。そして、満席のエルプフィルハーモニーは、大喝采に包まれました」と興奮をかみ締めた。

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