千原ジュニア 通園バス置き去りに「6人乗った子どもが6人降りたかどうかだけ」臨時は言い訳と指摘

[ 2022年9月7日 15:57 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(48)が7日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。静岡県牧之原市の川崎幼稚園で3歳女児が通園バスに取り残され、死亡したことについてコメントした。

 静岡県警によると、5日午後2時10分ごろ、通園バスの中で園に通う河本千奈ちゃん(3)が意識を失っているのを職員が見つけた。千奈ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。同日午前8時50分ごろにこのバスで登園したが、下車せず、約5時間にわたり置き去りにされたとみられる。

 千奈ちゃんは熱中症で死亡した疑いがあり、県警は業務上過失致死容疑で詳しい経緯を調べている。バスは増田立義理事長兼園長(73)が運転し、派遣職員の70代女性も同乗。園児は千奈ちゃんを含め計6人が乗っていた。また、5日当日は園側が入力する管理システム上では千奈ちゃんが登園扱いになっていたことも分かっている。

 この日、川崎幼稚園は同園で記者会見を開き、杉本智子副園長が5日当日は本来のバス運転手が休暇を取り、臨時の運転手3人にも代行を断られたため、増田理事長が代わりに運転することになったと説明した。

 ジュニアは「(運転手が)臨時とか、(出欠管理の)アプリがとか、そんなことじゃない」と言い訳にならないと指摘。「(増田理事長が)“いつも車内をどうやって確認してるか分からなかった”って、別に6人乗った子どもが6人降りたかどうかだけですよね」と目視すれば起きなかった事故とした。

 「臨時とか、車のスライドの力がどうとか、クラクション鳴らせるうんぬんでなく、人間として、車に乗っけて降りたかどうか、6人が乗った、5人しか降りてない、だけの話ですよね」ときっぱり。「(理事長が)“どうやって車内を確認してるか分からなかった”って(言っているが)車内を見たらいいだけじゃないですか」と厳しい表情で話した。

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2022年9月7日のニュース